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ポケモンGO、どうなる?「バーチャル侵入」訴訟

2017/04/07

バーチャル訴訟
ポケモンGOユーザーなら、ポケモンを探すのに熱中しているうちに、気付いたら住宅敷地内といった私有地に不法侵入してしまっていたということもあるかもしれません。

米国において、こうした迷惑行為に業を煮やした人達が、ゲーム開発会社に対して訴訟を起こしていました。

米連邦地方裁判所は、この訴訟について、近日、継続か棄却かの判断を下す予定で、位置追跡技術と拡張現実(AR)を扱うゲーム開発会社に影響を与えそうです。

ポケモンGOが私有地侵入を誘引し、許可なくポケモンを置いた

現在、ニュージャージー、フロリダ、ミシガンの3州の住民が訴訟をしていて、同裁判所は4/5から数週間以内には判決を下すようです。

住民側はポケモンGOを含むARゲームのプレイヤーを、ゲームが勝手に侵入させた、また、私有地周辺に許可なくゲームの構成要素(ポケモンGOの場合はポケモンやポケストップ、ジム)を配置したことで、住民側の権利を侵害していると主張しています。

この訴訟は新たな法的問題を2点突きつけました。

①一企業が他人の不適切とされる行為の責任を負うのか

②バーチャルな侵入に対して責任を負うのか

ポケモンGOの場合、①はプレイヤーの私有地への不法侵入行為、②は私有地内または私有地付近に置かれたポケモンやポケストップ等ですね。この2点は、ARを利用したゲームが増えている状況において、今後重要度が高まると考えられます。

ナイアンティック社の反論

ナイアンティック一方、ポケモンGOを開発したナイアンティック社は、この訴えの棄却を判事に求めていて、原告である住民側が法律をねじ曲げていると主張しています。

不法侵入に関する法律はあくまで物理的な侵入行為に対してのみで、バーチャルな侵入は対象外であり、ゲームだけでなくソフトウェア開発会社がバーチャルな物体と実際の所在地を結びつけたり、ユーザーを特定の場所に導くのを禁止するなら、多くのITサービスが禁止になるのではないか、と。確かに、カーナビなどはアウトになりますよね。

また、ナイアンティック社は不法侵入はしないように利用規約において同意するようにユーザーに義務付けているとも主張していますが、こちらについては法廷では支持されないだろうと、法律の専門家に指摘されています。

常識に拠った判決を

庭付きの家私、個人の常識に照らし合わせれば、私有地への侵入行為が、たとえゲームによって誘引されたものであっても、そこは切り離されるべきものだと考えます。殺人事件の凶器が包丁だったとして、その包丁を生産した会社や鍛冶師が責任を取って賠償するなんてあり得ないでしょう。

また、バーチャルな侵入…ポケモンGOで言えば、私有地やその周辺にポケモンが配置されることは個人的には構わないですが、ゲーム開発会社は配慮はするべきだろうとは思います。ゲームの要素が置かれることでプレイヤーが騒ぎすぎることによって、騒音被害は間違いなくあるでしょうから。

この問題、常識に拠った判決が下りることを願います。

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